ふるさとの雑誌

富山県人

月間「富山県人」は、ふるさとと出身者を結ぶ架け橋です。

株式会社富山県人社

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ふるさと富山

魅力あふれる、ふるさと富山

自然豊か

自然豊か

富山県は三方を山に囲まれ、北側を日本海・富山湾に面しています。
南東の長野県境には、中部山岳国立公園となっている3,000m級の北アルプス立山連峰の峰々が鎮座し、新潟県境の日本海へと落ち込んでいます。南側は岐阜県飛騨地方と接し、南西の石川県境は白山国立公園に続き、さらに北西の能登半島に向けて山々が連なっています。
山には冬の降雪が初夏まで残り(一部万年雪)、年中、豊かな水が川や地下水となって平野に流れ、富山湾に注いでいます。山の栄養分が、野ではお米をはじめとする農産物を育み、海には種類豊富な魚介類が生息、回遊してきます。
山あり、野あり、海あり。冬には降雪、春には山菜から桜、チューリップ、紫陽花などと草花の彩りオンパレード。北陸といえど意外と高温多湿な夏は、お米・野菜がぐんぐん育ち、収穫の秋には自然の恵みを享受。そして、紅葉を愛でて冬支度へ。四季折々の変化を全身(心)で感じることができます。

人も豊か

富山の人はおしなべて、まじめで進取の気性に富んでいると評されます。冬の雪に耐え、時に厳しい自然と対峙してきた歴史の中で、忍耐強くコツコツと働き、時として先例にとらわれることなく果敢に新しいものへ挑戦する気質が見られます。近年では、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんしかり、過去には、安田財閥を築いた安田善次郎、セメント王浅野総一郎、ホテル王大谷米太郎、日本プロ野球の父正力松太郎なども富山県人です。
一方で、人づき合いの和、地域のつながりを大切にする風土も残っています。ある意味、それが強いせいか、他所の人、初対面の人に対し、閉鎖的な印象を与えることも否めません。しかし、つき合うとなったら心を込めて接する人が多いと言えるのではないでしょうか。

豊かな伝統文化

豊かな伝統文化

富山県内には、国宝や重要文化財などが数多くあります。
【世界遺産】
相倉と菅沼の合掌造り集落(南砺市)
【国 宝】
高岡山 瑞龍寺〔仏殿、法堂、山門〕(高岡市)
【国指定重要文化財(建造物)】
羽馬家住宅、岩瀬家住宅、村上家住宅、白山宮本殿、福野高等学校厳浄閣(南砺市)、気多神社本殿、勝興寺、瑞龍寺、佐伯家住宅、菅野家住宅、武田家住宅(高岡市)、旧森家住宅、旧嶋家住宅、浮田家住宅、中島閘門(富山市)、護国八幡宮(小矢部市)、雄山神社前立社壇本殿、立山室堂(立山町)
【伝統的工芸品】
高岡銅器、井波彫刻、高岡漆器、庄川挽物木地、越中和紙(五箇山、八尾、朝日町蛭谷)
【祭 り】
獅子舞1,170ヵ所(春祭り、秋祭り)、曳山祭り15ヵ所(大沢野、砺波出町、石動、四方、高岡、八尾、福野、城端、伏木、岩瀬、氷見、魚津、海老江、新湊、大門)、七夕祭り(戸出、舟見、福光、高岡)、県3大民謡の祭り(おわら風の盆、城端むぎや、こきりこ)、ほか多数

食・産業

食・産業

自然豊かな富山では、山の幸、野の幸、海の幸、いずれも楽しむことができます。
山には山菜、ワラビ、キノコ、タケノコ。野では「コシヒカリ」をはじめ新品種の「てんたかく」などお米を主力に、野菜の特産地も生まれてきています。チューリップの球根、ジャガイモ、ジネンジョ、ネギ、タマネギ、ミョウガ、トマト、その他一般野菜。果樹ではリンゴ、梨、ブドウ、柿、梅等。牛、豚などの畜産、鶏卵もあります。
そして海では、とにかく魚介類の種類が豊富。地産地消ができる土地です。
また、製造業が発達し、ものづくりが盛んです。昔ながらの伝統工芸を現代に伝えながら、繊維、機械、アルミ、化学、薬、バイオ、ハイテクなど、目に見える製品から、表には見えない部品まで、富山で作られた製品が世界に出ています。ITを使った情報産業も根付いています。
今後は豊かな自然、食、文化、おもてなしの心で、多くの人に富山を訪れてもらい、観光産業の振興を図っています。

富山ならでは

富山ならでは

・立山黒部アルペンルート
北アルプスの山岳地帯をバスやトロッコなどを乗り継いで観光できます。途中、高さ日本一の「黒部ダム」(186m)、春には20mにもなる雪の壁を散策できる「室堂」、眼前にはプロの登山家を惹きつける3000m級の山々が連なる大パノラマ、落差日本一の「称名滝」(350m)ほか、登山初心者でも大いに楽しめる山岳観光地です。

・黒部峡谷
北アルプスを削って流れる黒部川が作った日本最深のV字峡。トロッコ電車で辿れます。宇奈月温泉があります。下流の黒部川扇状地には、黒部市生地の湧水群や入善町の沢杉などで水が湧き出し、コンコンと水をたたえています。

・こきりこ節
五箇山地方に伝わる異本最古の古代民謡。9月には、白山宮の祭礼に伴い、「こきりこ祭り」が開かれる。

・富山湾
海岸から数㎞で一気に落ち込む富山湾は、深いところで1,200m以上。深い谷がいくつも刻まれ、海岸近くまで迫っています。その谷は「あいがめ(藍瓶)」と呼ばれ、シロエビやベニズワイガニなどの住処。ホタルイカもこの谷を浮上してやってきます。特にシロエビは富山湾でしか捕れません。また、ブリをはじめとする回遊魚がやってきて、天然のいけす「富山湾」は暖流系、寒流系、両方の魚がバラエティに富んでいます。