第1期で34校から31校に、富山西、大門、伏木は2030年度末に閉校
(富山県人2026年8月号)
県立高を再構築するための「新時代とやまハイスクール構想検討会議」が7月22日、県庁で開かれ、現在の34校を2038年度までに20校程度の新たな高校へと3段階で再構築していくガイドライン案と、第1期の設置方針案が県教育委員会から示された。
構想では今後必要とされる教育を整理して7つの学校類型に分類し、県内6エリアにバランスよく配置する。
富山、富山商、高岡商、滑川、小杉を1期で活用
2029年度に着手する第1期は、4つのエリアで5校を、既存の校舎・敷地を活用して開設する。
世界とつながりながら思考し発信する力を磨く「グローバルハイスクール(HS)」は、富山高を活用して設置。
未来を切り拓く「未来探求HS」の、得意を生かせるタイプ1は、富山商業と高岡商業を。なりたい自分をみつけるタイプ2は、滑川、小杉の校舎・敷地を活用する。
高岡に中高一貫、呉羽に大規模校を設置
さらに2033年度の第2期では、「STEAM」と「スタンダード」を組み合わせた併設型の中高一貫校を、高岡高を活用して設置。
多様な科目や部活動を選択できる大規模校1校は、2038年度の第3期に、県全域からの利便性を考慮して呉羽高敷地を活用する。
3校の募集は停止に、富山西、大門、伏木
県内の中学卒業予定者数の減少を見越して、学校数は1期で31、2期で26程度、3期で20程度となる。
既存施設の状況や通学面の状況を考慮し、第1期で活用されなくなるのが、富山西、大門、伏木となる。3校は29年度に募集を停止し、在校生が卒業する30年度末で閉校となる。各校の特色あるプログラムは新時代HSに生かす。
会議では委員から「変革期における不安を払拭するため、県民、特に生徒、保護者、教員への丁寧な説明が必要」「閉校となる高校の在校生、保護者、同窓生、地域住民への充分な配慮が必要」などの意見が出た。

10月に取りまとめ
今回示された案について県教育委員会は、8月下旬までパブリックコメントを募集し、8月に県内4か所で意見交換会を開催して県民の意見を集め、内容を反映させて10月に案を取りまとめる。



