人口減少社会を直視し対策練る／米どころ富山の未来へかかる期待

（富山県人2024年９月号）

　今年４月に、農林水産省農村政策部長から富山県副知事に着任した佐藤一絵さん（54）。県内を見て回り「水田率が全国一の95％の高さは驚きですが、水が豊かな地理的環境や、兼業で働ける仕事もあり、米づくりに適している土地なんだなと思いました。とはいえ、人口減少の今、輸出を含め売り先の確保や、売れる米を作る工夫が必要です。難しい課題ですが、富山の持続可能な米づくりの方向性を見出すことができるといい」と、未来への道を探る。

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