(富山県人2022年8月号)
町出身の細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」で主人公が暮らす家のモデルとなった古民家「花の家」(浅生)の来場者数が7月9日に10万人を突破した。
同作品が2012年に公開されてから10周年の記念イベントが始まるのを前にちょうど節目を迎え、10万人目となった富山市在住の家族に花の家の天井板で製作された記念の楯が贈られた。
公開10周年企画を展開
町では公開10周年記念イベント「ふるさと上市ものがたり」を7月23日から9月4日まで展開する。
西田美術館(郷柿沢)では原画などを展示し、VR映像で「花の家」を体験できるコーナーを開設した企画展が始まった。期間中、町内9か所のアニメの舞台を巡るスタンプラリーや、海外向けのオンラインツアー、森づくりプロジェクト、細田監督と室井滋さんの対談(8月11日)などが予定されている。