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【富山】富山駅南口に新商業施設「マルート」3月18日開業

(富山県人2022年3月号)

 

 県都の玄関口、富山駅南口に新たなランドマークとなる商業施設「MAROOT」と「ホテルヴィスキオ富山byグランヴィア」が、3月18日にオープンする。JR西日本グループが建設した12階建ての複合ビルで、1~4階は富山ターミナルビルが管理・運営するマルートに、日用品や食料品を扱う店を中心に約75店舗が入居。5階より上層階がホテルとなる。

 2015年の北陸新幹線の開業に合わせて進められてきた駅周辺整備は、今春に北口広場が竣工して大部分が完了する。富山地方鉄道線の高架化と横断道路の新設は28年度の完成を目指している。

 マリエ改装工事に着手

 富山駅南口の東側で富山ターミナルビルが運営してきた商業施設「マリエとやま」は、マルートの開業に伴い改装工事に入った。今冬にリニューアルオープンする。

 約30のテナントが閉店し、一部はマルートに移転する。県旅券センターやマリエ献血ルームなど25のテナントは工事中も営業を継続する。

 富山駅南口周辺では、3月1日に「ホテルJALシティ富山」がオープン。ヒルトン系列のホテルも来年開業に向け建設が進んでいる。