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【富山】NYタイムズに紹介したモドさんが市長と対談

(富山県人2025年10月号)

 米有力紙ニューヨークタイムズが発表した「2025年に行くべき52カ所」に富山市を推薦する記事を紹介したライターで写真家のクレイグ・モドさんが9月18日、市ガラス美術館で藤井裕久市長と対談して、富山の魅力を語った。

 能登の被災地支援につながる拠点として富山市に着目し取材すると、飲食店の30~40代の店主が親切に色々と教えてくれ、「優しくオープンな印象。ランドセルやラムネを作っている会社の後継ぎの若手経営者にも出会えて、元気がある」。日本に25年住んで各地を歩いているが、今年初めて見たおわら風の盆は「今までに感じたことのない神秘的な祭り。ただ、外国人観光客がまだ少なく、周知する余地がある」などと話し、「若い人が活躍し、公共の空間がいきいきしていると、文化伝統を未来へ育む力になる。自らに投資して自分たちの文化を高めてください」と地域の独自文化を高めて未来へ繋げていく重要性を語った。

 市は対談の内容をケーブルテレビで放映し、市公式ユーチューブでも紹介することにしている。