(富山県人2024年10月号)
県立山博物館(芦峅寺)は、観光客に立山信仰の歴史や魅力を発信しようと9月5日から、室堂周辺の5施設でサテライト展示を始めた。
昨年9月に国から認定を受けた「立山博物館を中核とする文化観光拠点計画」(5年計画)に基づいて実施。ホテル立山、立山室堂山荘、立山自然保護センター、室堂ターミナル、弥陀ヶ原ホテルで、ロビーなど6カ所に、立山曼荼羅のタペストリーや立山信仰に出てくる場所の解説パネルなどを5~11点ずつ展示している。解説は日本語、英語のほか、中国語、韓国語でも表記して、インバウンドの観光客にも大自然を舞台にした古来からの山岳信仰を知ってもらう。