(富山県人2022年12月号)
蓮町の旧県職員住宅を活用した県の創業支援施設「SCOP TOYAMA」の開所式が10月28日に行われ、新田八朗知事らがテープカットして祝った。
オフィスやコワーキングスペース、チャレンジショップを備える創業支援センターに、アパートやシェアハウスを併設しているのが特長。コミュニティー内での交流を通じて新しいビジネスの芽を育むのが狙い。移住促進効果にも期待を寄せている。総事業費は11億1,000万円。住居部分2棟・60室のうち10室はすでに入居が決まっている。
2017年の「高校生の建築甲子園」で全国優勝した富山工業高のプランが原案となっている。富山の未来をつくり出し、生き方や幸せを「掘り起こす」をコンセプトに掲げて命名された。