（富山県人2023年2月号）

　富山、石川、静岡３県は立山、白山、富士山の「日本三霊山」をテーマに地域振興や交流人口の拡大を目指す連携協定を結んだ。

　富山の新田八朗、石川の馳浩、静岡の川勝平太の３知事が１月22日、静岡市の日本平ホテルで協定書に署名した。今回の連携を提案した森喜朗元首相も立会人として出席し、古来より信仰の対象として崇拝されてきた３つの山を三国一と称える越中おわら節の一節が発案のきっかけになったことを改めて語った。

　今後、シンポジウムの開催や旅行商品の企画、文化・スポーツなどでの交流を検討していく。９月には馳、川勝の両知事が富山を訪れておわら風の盆を見学し、３知事で懇談する予定。